管理組合の理事会役員は毎年、総会で交代することにより、管理組合運営の継続性が危惧されています。
一年間の理事会活動でやっと上がった管理意識もメンバーが変わり一からスタートとなれば、低下して
しまいます。それは管理会社にとっては、ウエルカムな状況となります。
例えば管理委託費の見直しを検討してきたが、理事会役員が入れ替わることで審議の継続が途切れしまい
次の理事会では議題にでない(管理会社が意図的に出さない)ケースが殆どです。
そこで、理事会の任期を2年として、毎年半数の理事を入れ替えることで審議していたことが
継続できるようになります。
管理会社の言いなりの理事会ではなく、管理意識を高め、長期的な課題の審議を継続できる理事会に
する為に、役員任期を2年とすることをお勧めします。
または、マンション管理士を顧問として活用することにより、理事会の課題を継続させることも
可能です。