昨今、人件費の高騰を理由に管理委託費の値上要求をされ、困っている管理組合が多くなっています。
管理組合には、これまでの管理委託費が適正だったかも判らない中で、いきなりの値上に対し手を打つ手段がありません。
管理会社は、管理組合に対し良きパートナーとして信頼をいると思われますが、管理会社は管理組合相手には百戦錬磨の
プロ集団です。
管理組合から利益を得ている営業企業ですので、管理組合と管理会社は利益相反の関係なのです。
管理会社から値上げ要求があった場合、直ぐに回答をせずに、当事務所のようなマンション管理士へご相談いただき、
現在の管理委託費が適正価格かどうか確認してください。
値上げの価格が適正でいない場合の対処としては、管理会社を変更も視野にいれ、他の管理会社の見積を取得する事を
お勧めします。
管理会社も必至で利益を上げようとしていますので、管理会社の値上要求を思いとどまらせるには、そういった対策を
講じなければなりません。
管理組合の理事会では、見積をとる事は簡単ですが、妥当性や比較検討が難しいと思いますので、管理会社の変更を
真剣にお考えの場合は、当事務所にご連絡いただければお手伝いをいたします。