大規模修繕工事が近づいてくると、管理会社がやたらと工事を進めてきます。
毎年輪番制で交代する理事会役員では、準備、計画立案、設計、業者選定、工事監理、竣工検査などを
どこに任せるか、どのように進めて行くのか、大規模修繕工事が始まる前から終了まで約2年~3年の
期間を担うのは大変です。
そこで、修繕委員会を理事会とは別組織で立ち上げ、大規模修繕工事の始まる前から終了までを
同じメンバーで進めて行くのが一般的になりつつあります。
修繕委員会は理事会の下部組織として、修繕員会で決めたことは理事会で承認を得ることで実施できます。
そうしないと、修繕委員会の暴走が起きるかもしれません。
修繕委員会を設立するにあたり、そのあたりをきちんと細則に定め、設立してください。
また、毎年変わってしまう理事会でも、最低1名は修繕委員会に参加するようにしましょう。