長期修繕計画上において、エレベーター更新（リニューアル）費用は１５００万円程度のコストが計上されているのが、一般的ですが、本当にそんなに費用がかかるのでしょうか？
高さやエレベーターの性能などで金額は当然かかりますが、ここでは１４階までの定員９名までの一般的なエレベーターとします。
エレベーターリニューアルを既に行った管理組合から聞いた話では、１５００万円掛かったところや、１５００万円の予算だったが、１２００万円でできましたとこともありました。
管理会社に全てお任せやメーカー単独で見積をとると、上記のような結果となり、７割～８割がたの管理組合が同様の結果になっているのではないでしょうか。
エレベーターリニューアルにも「全撤去リニューアル」「一部撤去リニューアル」「制御盤リニューアル」とあり、全撤去リニューアルの場合は１５００万円以上かかるケースもあります。
お勧めは使えるものはそのまま使い、主要部品の巻上機や制御盤、スイッチパネルや意匠を更新する「制御盤リニューアル」です。
更に、リニューアルを行う時に、必要なのは相見積もりを取得することです。相見積もりを取得することで、８００万円以下でのリニューアル工事が可能となります。相見積もりの取得方法については、いずれまた更新いたします。
